Google for jobsの概要と登録方法をご紹介

Google for jobsの概要と登録方法をご紹介

Google for jobsの登録方法がわからない、そう不安に感じている方も多いのではないでしょうか。 本記事では、Google for jobsの概要や掲載方法を紹介するとともにGoogle for jobsを利用するメリットをご紹介します。

Google for jobsの概要

Google for jobsとは、Googleの検索エンジンに求人情報を表示させる機能です。Google for jobsには、求人サイトindeedと同様の機能が備われており、多くの就活生が利用しています。

2017年6月にアメリカでリリース後、2018年8月までにアジアやヨーロッパ、中東、南アフリカを含む14か国でサービス開始されています。そして、2019年1月23日、日本でも正式サービスが開始されました。

Googleで「大阪 バイト」と調べてみると、上記画像のような画面が出てきました。アルバイトを探すときや就活するときに、上記画面を見たことあるのではないでしょうか。

Google for jobsは、キーワード検索することで検索エンジン上位に求人情報を載せてくれます。企業側は多くの求人者に見てもらえること、求人者側はすぐ興味のある求人情報を見つけられるため、Google for jobsは非常に便利です。

Google for jobsの登録方法

Google for jobsの登録方法はありません。indeedのように、会員登録するわけではなく、基本すべての企業が求人サイトを無料で掲載できます。すべての企業が掲載できると上述しましたが、Google for jobsの利用マナーや規制はあるため、利用規約は頭に入れておきましょう。

Google for jobsの3つの掲載方法

ここまで、Google for jobsの概要や登録方法がないことについてご紹介しました。ここでは、Google for jobsの掲載方法を3つの観点からご紹介します。

これから紹介する内容は、登録方法の代わりになるためGoogle for jobsを利用するならば、理解しておきましょう。

掲載方法①:Google for jobs対応の採用管理システムを導入

Google for jobsの掲載方法の1つ目は、Google for jobs対応の採用管理システムを導入することです。採用管理システムとは、「Applicant Tracking System 」の略でATSと呼ばれており、応募者が採用のどの段階にいて、どの評価を受けているのかを追跡するシステムのことです。

採用管理システムは、Google for jobsにも対応しているため、求人を扱う多くの企業に利用されています。

しかし、すべての採用管理システムがGoogle for jobsに対応しているわけではないため、導入検討時にGoogle for jobsが対応しているかどうかを確認しておく必要があります。既に導入している場合は、サービス提供している製造元や販売者に問い合わせしてみましょう。

掲載方法②Google for jobsの構造化データをマークアップ

Google for jobsの掲載方法の2つ目は、構造化データをマークアップすることです。マークアップとは、ページ内容や視覚的表現をBotでも正しく理解できるように、タイトルや見出しなどの各要素にタグと呼ばれる目印を使い、意味づけをおこなうことです。

まず、マークアップする前に自社の求人に関する情報を「schema.org」で構造化データを作成します。

そのデータを「JSON-LD」という方法で記述します。構造化データとは、複数の情報を事前に決められているルールに沿って整理した情報のことです。そのため、データ作成前に必要な情報を洗い出し、1つにまとめておくことが必要です。

構造化データ完成後は、自社求人ページに埋め込むことでGoogle for jobsが利用できます。完成後でも情報を変えることができるため、自社サイトの規模やリソ-スに合わせて調整しましょう。

掲載方法➂Google for jobsが対応している求人サイトに出稿

Google for jobsの掲載方法の3つ目は、Google for jobsが対応している求人サイトに出稿することです。Google for jobsでは、他企業の求人サイトに載っているページをGoogle for jobs内で反映できます。

つまり、自社サイトの求人ページがGoogle for jobs以外で載っている場合も、反映させることができるのです。しかし、反映させられる求人サイトが限られていることから、リサーチは必須です。

Google for jobsのメリット3選

ここでは、Google for jobsのメリットをご紹介します。「上位表示される」ことや「検索の絞り込みが可能になる」こと、「幅広いユーザーに見てもらえる」という観点から触れていきます。

メリット①:上位表示される

メリットの1つ目は、上位表示されることです。Googleの検索エンジンの表示順番は下記のとおりです。

  1. Google広告
  2. Google for jobs
  3. 自然検索サイト

検索エンジンでこの表示順番が固定されていることから、Google for jobsは上位表示が可能になります。上位表示ができるということは、多くの人に自社の求人ページが見てもらえるということです。

Google for jobsが上位表示されるということは、SEO対策が必要なくなり、企業側にとって使いやすいサイトとなります。

メリット②:検索の絞り込みが可能になる

メリットの2つ目は、検索の絞り込みが可能になることです。Google for jobsでは、数千件にも及ぶ求人情報を扱っていることから、知りたい情報を探すだけで途方に暮れてしまいます。そうならないために、Google for jobsでは下記のフィルタ機能を取り入れています。

  • 地域
  • 投稿日
  • カテゴリ
  • 形態
  • 企業

フィルタ機能があることで、求人情報の見やすさや調べやすさがアップしました。また、地域フィルタでは、今いる場所から半径2~100kmの範囲で求人ページを絞り込めるため、家の近くの仕事を簡単に探せます。

形態フィルタでは、「フルタイム」「パートタイム」「契約社員」「インターン」の中から契約形態を選択できるため、年齢層を選ばず、さまざまな人が利用できるのもメリットと言えるでしょう。

メリット➂:幅広いユーザーに見てもらえる

メリットの3つ目は、幅広いユーザーに見てもらえることです。上述しましたが、Google for jobsでは求人ページが上位表示されます。そのため、多くの人に求人ページを見てもらえます。

2021年現在、スマホは多くの人が持ち、多くの人がインターネットを利用しています。そのなかで、仕事探しをするときに「職種名」や「勤務地」などを検索エンジンに入力するのが当たり前になりつつあります。

Google for jobsでは、5つのフィルタを取り入れていることから手軽に調べることが可能になり、利用しやすいサービスです。実際に仕事探しをしている人々の多くはGoogle for jobsを利用しているため、未だに利用したことがないなら1度利用してみることをおすすめします。

まとめ

最後に、今回の記事内容をまとめます。

  • Google for jobsの登録方法はない
  • Google for jobsにはメリットが多く存在するため、利用価値あり
  • 目的を持ってGoogle for jobsを利用する

Google for jobsには、登録方法がなく求人ページを載せたい方なら、誰でも簡単に載せられます。誰でも利用できるということは、多くの求人ページが載っているということなので、必然的に求職者を集めることの難易度が高いです。

そのため、Google for jobsを利用する時は、他社ページとの差別化を図り、魅力的な求人ページを作成しましょう。

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