コンタクトフォームマーケティングとは?迷惑?自動化ツールはメリットある?
近年、テレアポや訪問営業などに変わるBtoBマーケティングの手法として注目されているのが、コンタクトフォームマーケティング。
問い合わせフォーム営業とも呼ばれます。
高いレスポンス率を安価に手に入れられると、導入する企業が増加中。
そんなコンタクトフォームマーケティングについて、その仕組みやメリット、デメリットなどを丁寧に解説していきます。
コンタクトフォームマーケティングとは?
企業のWEBサイトにあるお問い合わせフォームから、自社サービスのセールスを送るマーケティング手法です。
問い合わせや商談の獲得を目的としています。
人気の理由はレスポンス率の高さ。
問い合わせに一切目を通さない企業は存在しないでしょう。
そして、問い合わせは経営陣や責任者といった決裁者が目を通していることがほとんど。
テレアポや訪問営業では決裁者に会うまでに多大な労力を要しますが、コンタクトフォームマーケティングではこれらを一気に飛び越えることが可能になります。
だからこそ多くの企業が導入しているのです。
ただし、この作業を人力で行うとなると極めて大きな労力がかかります。
そのため、フォームに一斉送信する自動化ツールを用いた、コンタクトフォームマーケティング代行会社に依頼することになります。
コンタクトフォームマーケティング代行会社の3つのメリット
①コストが安い
やはり、コストが安い点はコンタクトフォームマーケティング代行会社を利用する大きなメリットと言えるでしょう。
1件送信するごとに10円~30円が現在の相場です。
例えば、アポイント代行会社の場合、1アポあたりの相場は15,000円程度。
コンタクトフォームマーケティング1件20円にて送信したとすると、たったの0.13%のレスポンス率でもペイできる計算になります。
勿論、レスポンス率は送信する内容や提供するサービスによりますが、コスト面では十分にメリットがあると言えそうです。
②アポイントの質が高い
コストが安いだけでなく、質の高いアポイントが取れる点もメリットです。
前述したように、決裁者が見てアポイントに至っているケースが多数。
そのため、比較的ニーズが顕在化している状態で商談に移ることができる傾向にあります。
③reCAPTCHAを突破できる
reCAPTCHA(リキャプチャ)を突破できる点も、コンタクトフォームマーケティング代行会社を利用するメリットと言えるしょう。
※代行会社によります
BOTによる送信を避けるため、人間と機械を判別できるreCAPTCHAを導入しているお問い合わせフォームも少なくありません。
これについても、多くの代行会社は一部人力で対応しているため、問題なく送信されます。
通常のメールのように送信できるため、安価でありながら、高い営業効果を得られると人気を集めているのです。
実績豊富なコンタクトフォームマーケティングサービスのお問合せはこちら。
コンタクトフォームマーケティングは迷惑?クレームが発生しやすい?
簡単に新規顧客の開拓ができる反面、コンタクトフォームマーケティングを迷惑に感じる人が多い点はデメリットと言えるでしょう。
最悪の場合、クレームに発展することも。
多いのは下記のようなケースです。
- 短期間のうちに同じ企業へ何度も送ってしまった
- 配信停止希望のところに送ってしまった
- 既存顧客のところに送ってしまった
- コンタクトフォームマーケティングを忌み嫌っている相手に送ってしまった(フォームが何かしらのシステム計測と連動している企業に多い傾向)
4のケースはどうしようもありませんが、1~3のようなことが起こらないよう、しっかり対策をしておきましょう。
短期間のうちに何度も送るのはNG。
嫌われてしまうだけです。
仮に同じ企業に送る場合も、文面を変えて、別の方向からアプローチしましょう。
また、送信先リストの管理は厳格に行う必要があります。
既存顧客に送ってしまうと、信頼を失墜させ、取引先を失ってしまう恐れがあるためです。
ただし、どれだけ注意を払おうとも、クレーム0とはいきません。
クレームが発生してしまったらすぐさま謝罪し、必ず配信停止をするようにしましょう。
コンタクトフォームマーケティング代行会社の3つの選び方
①送信先の問い合わせフォームをしっかり判別できるか
前述したように、コンタクトフォームマーケティングでは、送ってはいけないところに送るのは絶対にNG。
担当者が必ず確認しているか。
送信リストを送信前に確認させてもらえるか
これらの条件を満たし、送信先をしっかり管理できている代行会社か否かは極めて重要な判断材料となります。
②送信したかの確認を取れるか
どの企業にどれだけ送信できたのか、PDCAを回す上で必須とも言える情報です。
しかし、コンタクトフォームマーケティング代行会社では、この確認が取れないケースも少なくありません。
料金が相場よりも安い代行会社ほどこの傾向が強くなります。
問い合わせフォームに送信すると、自動で「お問い合わせありがとうございます。」と返信がくるケースは多いですが、これだけでは情報不足です。
出来る限り正確な情報が得られる代行会社を選定しましょう。
③どこまでセグメイント・ターゲティングできるか
全く畑違いの企業へ送ったとしても、ただコストがかさむだけです。
細かくターゲティングできるに越したことはありません。
キーワードや都道府県、興味関心などでターゲティングできる代行会社を選んだ方が良いでしょう。
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コンタクトフォームマーケティングはBtoB営業の主流へ
お問い合わせフォームを使うことにより、安いコストで、一気に決裁者へアプローチが出来る。
迷惑に感じる人が多いなどのデメリットはあるものの、そのメリットは非常に魅力的です。
優秀なツールの開発が進み、ノウハウが蓄積されていけば、デメリットも改善されていくことでしょう。
今後、コンタクトフォームマーケティングを導入する企業が増えていくことは間違いありません。
新規顧客の開拓に苦労されているのなら、是非一度導入を検討されてみてはいかがでしょうか。