内部SEO対策とは?外部SEOとの違いは?やるべき10のチェックリスト!

内部SEO対策とは?外部SEOとの違いは?やるべき10のチェックリスト!

この記事では、内部SEO対策の概要や外部SEOとの違い、検索順位を上げるためにやるべき10のことについて書いています。
最後には、やるべき内部SEO対策をチェックリストにしてまとめていますので、SEO施策の立案に是非ともご活用下さい。

内部SEO対策

内部SEOとは?

SEO対策は、一般的に「内部SEO」「外部SEO」「コンテンツSEO」に分けられます。
内部SEOとは、Googleが検索順位を決定する要因の中から、内部要因を最適化すること。
具体的には、パンくずリスト、タイトルや見出しタグ、メタディスクリプション、内部リンクなどが挙げられます。

外部SEOとの違いは?

内部と外部SEOの主な違いは、保有しているWEBサイトだけで作業が完結するか否か。
外部SEOは、質の良い被リンク獲得が主な対策となります。
そのため、別サイトとの関係が影響するのに対し、内部SEOは保有サイトだけで作業が完結します。
現状のSEO環境では、内部SEOの方が対策をしやすく、またペナルティーなどのリスクも少ないため、まずは内部SEOから対策していきましょう。

ただし注意点として、上位表示には良質なコンテンツを作成することが前提となります。
いくら内部SEOや外部SEOを完璧にしていても、ユーザーにとって価値のないコンテンツでは意味がありません。
まずは良質なコンテンツを作成し、そしてその上で内部SEOや外部SEOを実践すると良いでしょう。

では、実際に内部SEO対策について、サイト全体編とコンテンツ編に分けて解説していきます。

【内部SEO対策】サイト全体編

➀XMLサイトマップ

検索順位は、クローラーと呼ばれるGoogleのロボットがWEBサイトを巡回することで各サイトの情報を収集し、それを基に決められています。
そのため、クローラーが巡回しやすいWEBサイトの作成を心がけましょう。
XMLサイトマップをGoogle Search Consoleから送信すれば、クローラーが巡回してくれやすくなるため、必ず行うべきです。

※やり方は以下の記事で解説しています。
Google Search Consoleの設定方法とサイトマップを送信する方法

また、サイトの構造が複雑にならないようにするのも有効です。
「トップページ」⇒「カテゴリーページ」⇒「各カテゴリーの記事」
といったように、2クリック以内に全ページに到達できるような構造にすると、よりクローラーが巡回しやすくなります。

②パンくずリスト

パンくずリストは、クローラーが「今サイトのどの階層にいるのか」を認識するのに役立ちます。
クローラーの巡回率が上がるため、必ず設置しておきましょう。
ナビゲーションメニューやページネーションも同様です。

③運営者情報やプライバシーポリシー

SEOでは近年、「何が書いてあるか」だけでなく「誰が書いたのか」も重視する傾向にあります。
そのため、運営者の情報(名前、住所、電話番号、問い合わせ先など)やプライバシーポリシーなどは明記しておいた方が無難です。
他に、コンテンツ制作者の専門性がわかる略歴なども載せると、より理想的だと言えるでしょう。

④モバイルフレンドリー

2015年4月21日以降、WEBサイトがスマートフォンに対応しているか(要はスマホから見やすいサイトか否か)が、順位決定の要因となっています。(検索結果をもっとモバイル フレンドリーに
スマホユーザーが激増した現在において、このモバイルフレンドリーは必須。
保有しているサイトがモバイルフレンドリーかどうかはモバイルフレンドリーテストというサイトで確認することが可能です。

【内部SEO対策】コンテンツ編

⑤適切なタイトル(h1タグ)設定

ターゲットとなるキーワードを狙ったタイトルを設定しましょう。
例えば、この記事では、「内部SEO」「内部SEOとは」「内部SEO 外部SEO」などのキーワードを狙ってるため、タイトルを「内部SEO対策とは?外部SEOとの違いは?やるべき10のチェックリスト!」にしています。

また、文字数にも注意が必要です。
Google検索においては、PCでは30文字~35文字、スマホでは36文字~41文字程度が表示されます。
・20文字⇒もっとターゲットとなるキーワードを入れないともったいない
・50文字⇒タイトルが途中でぶつ切りにされてしまう
ケースバイケースですが、長すぎず短すぎず、適切な文字数でタイトルを設定しましょう。

⑥h2タグh3タグの設定

ターゲットとなるキーワードを含めたh2タグやh3タグを設定しましょう。
ただし、強引にキーワードを詰め込みすぎると読みにくくなってしまうため、あくまで違和感の無い範囲で行う必要があります。

タグの順番にも注意が必要です。
(h1はタイトル)⇒h2タグ⇒h3タグ⇒h4タグ
といったように、規則的にタグを使用しましょう。

⑦画像のalt属性

画像を設置する時、imgタグのalt属性を使用して画像の説明を行いましょう
検索エンジンは画像を人間のように読み取ることが出来ないため、「どんな画像なのか」をalt属性から読み取ります。
ただし、画像があくまで装飾でしかない場合は、無理して説明せず、空欄のままで問題ありません。

⑧メタディスクリプション

検索した際に、記事タイトルの下に表示される文章のこと。
ユーザーはタイトルだけでなくメタディスクリプションも見ているため、クリック率に影響します。
設定しなくてもGoogleが自動で抜粋してくれますが、抜粋なのでブツ切りになってしまっていることも珍しくありません。
文字数内で記事の要点を伝える文章を書きましょう。

⑨内部リンクを貼る

ページ(コンテンツ)内に別ページへのリンクを貼ることです。
内部リンクはクローラーの巡回が増え、なおかつユーザーのサイト滞在率が高まるため、高いSEO効果を見込めます。
ただ、内部リンクの貼りすぎや関連性の薄いページへの内部リンクには注意しましょう。
逆効果となる恐れがあります。
ちなみに、上位表示されている強いページから、弱いページへ内部リンクすることで、ページランクを渡すことが可能です。

⑩アンカーテキストリンクの設置

アンカーテキストリンクとは、リンクに表示させる文章のこと。
「SEO対策のコンサルティングならこちら」ではなく、「SEO対策のコンサルティングならエクスクラン」となっているのが適切なアンカーテキストリンク。
※リンク先はどちらも弊社ホームページのトップです。
アンカーテキストとリンク先の内容が一致していると、検索エンジンはリンク先ページの情報を正しく認識・評価してくれます。

【まとめ】内部SEO対策でやるべき10のチェックリスト

ご紹介した内部SEO対策をリスト化しましたので、保有するWEBサイトで実践できているか是非チェックしてみて下さい。
➀XMLサイトマップ
②パンくずリスト
③運営者情報やプライバシーポリシー
④モバイルフレンドリー
⑤適切なタイトル(h1タグ)設定
⑥h2タグh3タグの設定
⑦画像のalt属性
⑧メタディスクリプション
⑨内部リンクを貼る
⑩アンカーテキストリンクの設置

もしSEOについてお悩みでしたら、一度弊社エクスクランにご相談下さい。

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